黄ばみの起きるメカニズム

衣服に付着している汚れと酸素が化学反応を起こして変色(黄ばみ)する現象です。この現象を「酸化」と呼びます。ワイシャツなどに付着する黄ばみや黒ずみの主な原因は「皮脂汚れ」。皮脂汚れが空気に触れて酸化すると黄ばみになります。黄ばみは、汚れと酸素による化学反応が原因です。酸素を取り除くことは不可能なので「汚れ」を落とすことが必要です。

白さを保つ黄ばみ対策

➊脇の下やエリ・袖など、皮脂や汗・黄ばみが気になる部分には、シミ用の部分洗い剤を塗り、「前処理」してからお洗濯します。

❷洗濯機の洗濯層や洗濯おけに、衣類がつかる程度の量の「ぬるま湯」(40℃くらい)を用意します。その中に通常使用する1回分の「酵素入り洗剤」と、適量の「液体酸素系漂白剤」を溶かします衣類を入れ、20分~2時間程度「つけおき洗い」します。そのあと、つけおきした洗剤液と衣類を洗濯機に入れ、水を足して、通常通りに洗います。*色物の衣類に部分的に漂白剤を使うと、使った部分だけ色が変わってきてしまうことがあるのでご注意してください。

衣替えをする前に汚れをしっかり落とす「しまい洗い」をしておくと、黄ばみや黒ずみの防止につながります。ポニークリーニングの「黄ばみスッキリ加工」は、シミ抜きでは落としきれない黄ばみ変色した衣類を特殊溶液に浸け込み、黄ばみをスッキリキレイに落とします。※素材は綿・麻・ポリエステルに限ります。品物によっては収縮してしまったり、シワっぽくなったり、風合いに影響を及ぼすことがございます。