衣類のシミは、一般的には局部的な汚れの付着を指しますが、クリーニングの分野では次のように定義されます。

汚れとシミの違い
汚れ:通常のクリーニングで除去できるもの
シミ:通常のクリーニングでは除去できず、「シミ抜き」が必要なもの
※シミは熱が加わると除去しにくくなるため、原則としてクリーニング前にシミ抜きを行います。
シミの種類主成分
アイスクリームたんぱく質、脂肪、糖類、化学糊、色素
尿素、塩分、乳酸、アミノ酸、アンモニア
緑茶カテキン、テアニン、カフェイン、葉緑素
コーラカフェイン、コラニン、糖類、色素、炭酸
泥はね珪酸、砂、油性分カーボン、鉄分、サビ
カレー油脂、たんぱく質、でんぷん、色素

 複数の成分が含まれる衣類のシミですが、個々の成分に着目すれば一般の汚れと同様に、水に溶ける「水溶性のシミ」、溶剤に溶ける「油性のシミ」、水にも溶剤にも溶けない「不溶性のシミ」に分類できます。それぞれ性質が異なるため、クリーニングではシミの特性に合わせて、「シミ抜き」処理をします。