「一度だけ着用した」「汚れが見当たらない」と思っていても、汗や透明な飲料などが付着しています。  汚れやシミは衣類の保管中にカビの発生虫食い酸化による変色の原因になり、大切な衣類を傷めてしまいます。

カビの発生…保管中はクローゼットなどが高温多湿になることがあります。汚れやシミは湿気を吸収する性質でカビが繁殖しやすくなり、特に綿などの「植物系繊維」やシルクなどの「タンパク質繊維」を養分にして成長するため、素材が損傷することになります。

虫食い…現代の住環境は室温や湿度が一定に保たれるので、害虫にとって快適です。害虫は、動物性タンパク質繊維(羊毛、カシミアなど)を好んで食べます。汚れ成分を残したまま保管すると、害虫を招くことになります。

酸化による変色…肌の油である皮脂汚れや飲料などが残っていると、酸化し変色する可能性があります。また汗に含まれる成分が生地のしみつき、これらの成分が酸化して異臭の原因になることもあります。

保管の前にクリーニングで汚れやシミを落とし、大切な衣類をトラブルから守りましょう。                       クリーニング後は、湿気がこもらないようにポリ袋から取り出して通気性カバーなどで保管しましょう。

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