梅雨の時期は洗濯物を部屋干しする機会が多くなります。部屋干しは、洗濯物が乾きにくく、臭いがついて困ったという経験がある方も多いのではないでしょうか。

臭いの原因は洗濯の時に落としきれなかった「汚れ」と「

洗濯物がしっかりと乾いておらず、水分を含んだまま時間が経過したり、汚れや汗が洗濯で落ちきれなかったことで、菌が繁殖し、生乾きの嫌な臭いを発します。さらに菌は湿気を好むため、汗をかいた衣類を放置することでも、臭いが発生します。

部屋干しで嫌な臭いを発生させないコツ

◆定期的に洗濯機を掃除して清潔を保ちます。洗濯が終わったらフタを開けて乾かします。

◆洗濯機に衣類を入れっぱなしにしないで、着用した衣類は通気性の良い洗濯カゴに入れ、バスタオルは干しておきます。

◆「除菌・抗菌効果」のある部屋干しに適した洗剤類を選びます。

◆洗濯物の間に間隔を開け、風の通りを作ると早く乾くことにつながります。カーテンや壁沿いは湿気が移りカビの原因になるので避けましょう。

◆「扇風機・サーキュレーター」「衣類乾燥除湿機」「浴室乾燥機」など家電を使用すると早く乾かすことができます。できるだけ早く乾かし、干している時に菌を増やさないようにします。

◆ピンチハンガーに干すものは、靴下類などは1つ1つ干します。ピンチハンガーでは長さのある洗濯物を外側に、短いものは内側にする「アーチ型」の干し方がおすすめです。空気の流れが良くなり、乾きが早くなります。

◆タオル類は2つ折りにしないでなるべく広げて干してください。Tシャツ類は厚みのあるハンガーを使うとちょうど良く隙間ができます。

◆スボンはポケットの内側が乾きにくいため、裏返して干すと早く乾きます。ズボンはピンチハンガーに胴回りを挟んで筒状にすると空気が通ります。脱ぐときに裏返す習慣をつけると便利です。

洗濯物はしっかり汚れを落とし早く乾かし、臭いの原因である菌を増やさないことが重要です。ぜひお試しください。