冬の着こなしに欠かせないウール素材のセーター。新品なのになんか臭い。洗濯で濡れた時、嫌な臭いがする。なんてことありませんか?全てのウール製品がそういうわけではありませんが、獣臭*や硫黄のような臭いが残るウール製品は少なくありません。

獣臭(じゅうしゅう)とは動物由来の皮脂や唾液、体毛の汚れが混ざり合い、生じる特有のにおいを指します。

臭いの原因に1つは

羊毛(ウール)、ラクーン、アンゴラ、モヘアなどに含まれる脂肪質(ラノリン)のが酸化し、臭いの原因となることがあります。また生産工程であまり脱脂されず、ラノリンが残ってしまうケースもあります。

臭いの取り方

スチームアイロンの蒸気を使い、臭いを飛ばす

⚠️アイロンは直接あてるとテカリや風合いが変わることがあります

♦消臭スプレーを全体にかけて、平干し・乾燥を数回繰り返す

♦臭いの原因「ラノリン」は動物の皮膚から分泌される脂肪質の蝋(ロウ)です。皮脂汚れなどの油の汚れを落とすドライクリニーング】が効果的です。

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【ポニークリーニング研究室監修】